炭酸泉の特徴
炭酸泉は近年になって見かけることが増えました。
効能としては、血行を促進して肩こりや腰痛、それから冷え性などにも良い温泉です。
炭酸温泉には炭酸ガスが溶け込んでいます。温泉法によると、1リットルのお湯に対して含まれる炭酸ガス0.25グラム以上溶けているものを炭酸泉として定義しています。炭酸ガスの濃度が高ければ高いほど炭酸泉として質が高い温泉として分類されます。
炭酸泉には血液の循環を改善する作用があります。そのため、一部の医療機関では、動脈硬化を緩やかにする予後改善に活用されています。
おはようございます。
炭酸温泉入って体温爆上がりでねれなかったから室温21度にしたら起きたら体バキバキマンです— ∀是るby醬🇦🇿26日27日藤江 (@paralyze_DB) 2019年8月27日
良い点
さらに炭酸泉に入浴すると肌の表面を刺激して、ターンオーバーのサイクルを促進するため、お肌がきめ細やかになります。
炭酸泉に入ると炭酸がはじけるような刺激があり、慣れないうちは少しくすぐったいような感覚もありますが、慣れればとても気持ちの良いものです。
小さな銭湯などではなかなか浸かることは難しいものですが、スパやスーパー銭湯等には準備されていることが多々あります。また地域によっては専門的な施設などもあります。
ゆっくりと炭酸水で温浴をすると、一般的な温泉よりも血行促進効果が高いので、長時間体が温かい状態を維持できるのです。
近年ではこうした炭酸効果を利用した顔専用のパックなども販売されており、どんどん注目が集まっています。
また、炭酸泉は上記の他、肌表面の老廃物などを排出しやすい状態にしてくれると言われ肌荒れに悩んでいる人なども悩みの改善にもなります。
ただし、大人に比べて子供の肌には刺激が強いと言われている部分もあるので、お子様の場合には、長時間の入浴は避けましょう。
炭酸温泉と水風呂の交代浴、めちゃくちゃ疲労抜けますよね!
自分も #はすぬま温泉 でよくやります。— たこ助@2020東京マラソン参加 (@oct19901) 2019年8月26日
由来
日本は温泉地がたくさんありますが、炭酸泉はその中でも大分県の長湯温泉しかありません。炭酸泉はヨーロッパで高血圧や心臓の病気改善に使用されてきました。ドイツでは炭酸泉を心臓の湯と呼び、世界的に知られているバード・ナウハイム長期療養地もあります。
注意点
日本に存在する自然の炭酸泉は温泉の数に比べて少ないのが現状です。自宅で炭酸泉を気軽に楽しむ人が少なくありませんが、注意すべき点があります。
炭酸ガスは二酸化炭素ですから、お風呂などの密閉空間では注意しなければなりません。炭酸ガスが一定濃度に達すると低酸素欠乏症になるからです。
現代では炭酸泉が楽しめるスーパー銭湯や健康ランドも全国各地に存在します。安全に炭酸泉を楽しむなら近所のスーパー銭湯や健康ランドを活用しましょう。