標高の高い温泉

避暑も出来る温泉地へ

夏の暑さというのは、楽しいものである反面やはりぐったりしてしまう原因の一つでもあります。
そのため、この暑い中温泉に入りたいとは思わない、という人もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、夏の暑さを軽減しながらも温泉を楽しむことが出来る場所を紹介します。

今回紹介するのは「万座温泉」です。
この万座温泉のポイントとなっているのは、その標高の高さにあります。
標高が高くなるとその分気温が下がるという作用がありますから、それだけで避暑効果を期待することが出来るわけですね。

ちなみに万座温泉には標高千五百メートルを超える温泉というのも少なからずありますので、避暑効果は抜群です。
熱帯夜に悩むこともなく、ゆっくりくつろぐことが出来るでしょう。
場合によっては真夏でも冷え込むということですから、むしろ厚着できるように多めに衣類を持っていった方がいいとすら言われるほどです。

勿論、この万座温泉の良さはこの避暑効果だけではありません。
では、避暑以外ではどのような良さがあるのでしょうか?

まず一つのポイントとして「それほどメジャーな温泉地ではない」ということが挙げられます。
やはり夏休みには旅行に行きたい、温泉地に行こう、という人は多いですから、メジャーな温泉地というのは非常に混雑するものです。
せっかくの大浴場の温泉も、大量の人の中で入るのではなかなかその恩恵を感じにくいのではないでしょうか。

万座温泉は程よい人の入りですから、人の多さのストレスをあまり感じることがありません。
勿論行き帰りの渋滞が起こることもないため、休みを有効活用できている感じを楽しむことが出来るでしょう。

更にもう一つ、これは標高の高さも一つの理由ですが、その眺望の良さもポイントとなるでしょう。
露天風呂からは北アルプスを一望出来るようになっていることもあり、広々とした自然を全身で感じながら温泉を楽しむことが出来るようになっています。

万座温泉の概要情報

では、万座温泉について概要的なことを紹介していきます。
万座温泉は群馬県吾妻郡嬬恋村にあります。
アクセスには車を使う方法と、電車を使う方法があります。

車を使う場合、関越上信越ルートからなら練馬インターチェンジで降りて大体3時間半程の距離です。
東名・名神・中央ルートから来る場合、小牧ジャンクションから岡谷ジャンクションへ向かい、更埴ジャンクションを降りて信州中野インターチェンジに向かうと、志賀高原方面に出ることが出来ます。

電車を利用する場合、上野からなら万座鹿沢口まで直通便がありますが、それ以外からの場合は軽井沢を経由してのアクセスとなります。
アクセスは少々時間が掛かるものの、その分非日常が楽しめるでしょう。